MUSA-BUILD プロジェクト
-モノづくりを通して街を盛り上げる-

夜塾 Vol.3

開催情報

日時

2020年11月28日(土)18:30〜20:00

場所

ZOOM(オンライン)

スピーカー

武蔵野美術大学建築学科 4年生有志|a group of interested students  - Department of Architecture, MAU

レポート

2020年11月28日(土)の夜、ZOOM(オンライン)にて日月会夜塾 Vol.3が開催されました。

 

JR南武線 武蔵新城駅(川崎市中原区)周辺で、学生が提案して実施を行った賃貸住戸改修プロジェクトの発表とディスカッションを行いました。
設計計画Ⅲ-1「[高橋・針谷スタジオ]の課題敷地であった武蔵新城で、地元のオーナーさんに学生有志が改修案3案をプレゼンし、1案が実施として選ばれました。

 

まずは4年生から、プロジェクトの概要と各案についての発表が行われました。
設計課題から今回のプロジェクトへ繋がった経緯、各案のプレゼンテーション、そして学生として実施プロジェクトの提案を行う中で感じたことなど。

 


 

その後、参加者のOB・OGを交えて、下記のような議論が行われました。

 

● 実施案が選ばれた理由、他案が選ばれなかった理由とは?
→ 学生らしさと実施というバランスが一番よかったのでは。

 

● そもそも学生らしさとは?
→ 経済性や施工性について、経験がないからこそ提案できるもの。
→ 子羊のように不安定。
→ 学生は新陳代謝が早い、新しさがある。

 

● 全体の予算は?設計料は?賃料設定は?
→ 学生に対する報酬とは
→ 対価とは、金銭だけではない。なにをもって対価とするか。

 

● プロジェクトが継続していくためにはどうすればいいのか?
→ まずよいものをつくること。
→ 住み手がつくこと。

 

● 実施案については
→ 街からの参照が直接的なので、もう少し抽象化してもよかったのでは。
→ 面積が広いプロジェクトにはより合っていたかも。

 

 

今回の夜塾は特に、学生がメインで進行する形としたため、学生の発言機会が多く、学生とOBがより話しやすく打ち解けた会となりました。
今後も様々なテーマや形式で、交流の場として夜塾を盛り上げて行ければと思います。

 

参加くださった皆様、ありがとうございました。