対談:ムサビ建築群の価値と四方山話
トークライブ
開催情報
日時
2018年10月27日(土) 14:00〜15:20
場所
武蔵野美術大学13号館3階 校友会スペース
概要
芦原義信名誉教授が設計した本学の建築群が、2017年度DOCOMOMO Japan「日本におけるモダ ン・ムーブメントの建築」として選定されたことをうけ、 かつて芦原建築設計研究所で本学の計画にも関わった松永安光様、本学建築学科主任教授の鈴木先生を招き、我々が育った鷹の台キャンパスの建築群の価値についてお話しいただき、我らがキャンパスについて語り合う場を設けました。
※ドコモモ(DOCOMOMO=Documentation and Conservation of buildings, sites and neighborhoods of the Modern Movement)は、20世紀の建築における重要な潮流であったモダン・ムーブメントの歴史的・文化的重要性を認識し、その成果を記録するとともに、それにかかわる現存建物・環境の保存を訴えるために、オランダのフーベルト・ヤン・ヘンケット(当時アイントホーヘン工科大学教授、現デルフト工科大学教授、初代会長)の提唱により、1988年に設立された国際学術組織で、近代建築史研究者だけでなく、建築家、建築エンジニア、都市計画家、行政関係者などが参加している。
ドコモモの日本支部(DOCOMOMO Japan)は、1998年に DOCOMOMO本部からの支部設立の要請を受ける形で、日本建築学会の建築歴史・意匠委員会下のドコモモ対応ワーキンググループを母体に組織を整え、現在200を超える建築を「日本におけるモダン・ムーブメントの建築」として選定している。
2008年に認定されたアトリエ棟(現4号館)に追加して、以下の武蔵美キャンパス内の建築群が選定された。
正門/本館(現1号館)/中央広場/デザイン棟(現7号館)/美術資料図書館(現美術館)/鷹の台ホール(現鷹の台ホールA棟)