土に還る、くさる家のつくり方
第12回フォルマ・フォロセミナー
林 美樹
Miki Hayashi
16期/(株)Studio PRANA代表
日時: | 2016年4月16日(土)16:00〜18:00 |
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場所: | 武蔵野美術大学新宿サテライト |
対談: | 江原 久紀(左官職人) |
司会: | 鈴木 明(10期/武蔵野美術大学建築学科教授) |
4月16日(土)、林美樹さん(16期)を新宿サテライトに迎え、第12回フォルマ・フォロセミナーを開催しました。
2013 年、建築女子4人で「くさる家に住む。」を出版された林さん。“ダーウィンが来た”の鳥の巣のように小さく循環することを目指し、住宅を作っていると、話し始められました。
1.近くの山の木を使う
2.職人技術を未来につなぐ
3.つくるプロセスを共有する
職人さんとお施主さん交えて、必ず上棟式を行なう林さんのポリシー。
自分がこうしたい、と言って設計するのではなく職人さん達の協業によって良い家が造られるという話をされました。
お二人の対談。
江原さんは、マガモ農法で作られたわらを使って土を醸成させると、セルロースが多く残り強い壁になると言った、ケミカルな話も交えながら、職人として漆喰を平に塗るロマンを語られました。
その後、実演タイムには、学生さんや、卒業生の方達がこまい掛けと土壁塗り体験をしました。短い時間ではありますが、セミナーでの実演は、初めての企画であり大変盛り上がりました。
ムサビ建築ゆかりの方をお呼びして開催してきたフォルマフォロセミナーも12回となり、これからの展開が楽しみです。
林さんを中心に和やかな懇親会が行われました。