昨日(1/19)に、ムサビ建築祭が鷹の台校舎で開催されました。
毎年のことですが、キャンパス全体に卒制があふれいて、昔を懐かしみつつ、ムサビの一番ムサビらしい1日を楽しんでまいりました。
建築祭第1部(10:30~12:00)は、芦原義信賞と竹山実賞の授賞式。
例年、参加人数の少なさを心配しておりましたが、今年は竹山賞を受賞された小倉さんが、プロジェクトチームの学生を動員してくれたお陰でいつも以上に華やいだ式となりました。
第2部(13:30~17:00)は、卒業制作の講評会。
これも例年通り、非常勤を含めた全教員による熱い議論の上、投票により金・銀・銅賞が決定されました。
受賞された皆さん、おめでとうございます!
残念なのは、毎年OB,OGの皆さんの参加が少ないこと。とっても刺激的なムサビでの1日を楽しめますので、来年は是非お越しください。
朝日うけてとてもきれいな7号館に展示されていた作品(建築ではない)
開式前の様子
芦原賞の講評を述べる審査員長の五十嵐太郎氏
同じく審査員の真壁智治氏
芦原賞受賞者の梶原紀子さんへの授与 「芦原先生の教えが今日の私の活動の大元である」とのことでした
竹山先生から授与される、受賞者の小倉康正さんとプロジェクトチームの皆さん 小倉さんのかぶっている帽子は「菊帽子」とのこと
竹山賞受賞者の清水隆之さん 「建築以外のことを大事にしなさい」という竹山先生の教えを大事にしているとのこと
展示前で説明する梶原さん 左は芦原先生の奥様
竹山賞に応募した棚橋さん(プレ・フォロメンバー) 実に面白い作品です
卒業制作金賞の作品(布施スタジオ)
銀賞の作品:旧広島球場を図書館にコンバージョンする案(布施スタジオ)
銅賞の作品(土屋スタジオ)
金賞を受賞した豊島浩太郎君
銀賞受賞の大川周平君
銅賞の高橋義明君
私はこの作品(源スタジオ)がいいなーと思いました タイトルは「にじみマス」
青空に映える10号館
ここからは、他学科の作品。
全部を見て回ったわけではないのですが、気になったものをいくつか紹介します。
基礎デの作品(深澤ゼミ)
基礎デの山口さんの作品(坂東ゼミ) 切り紙でできたφ1.2mの地球儀 花びらの形に切り抜いた膨大な数の切り紙をワイヤーの球体に貼付けている
光と影が美しい! かなりすごい! 去年の7月にはコンセプトを決めて切り紙作業に入っていたとのこと
基礎デ(原ゼミ)の作品 今年の原ゼミのテーマは「ふたり」
基礎デ(原研哉ゼミ)の作品
12号館地下展示室にあった作品(たぶん工デ) シナ合板のテーブル天板に山脈が・・ 手で触ると継ぎ目が滑らか
12号館地下展示場にあった作品 木製のエアロバイク カッコイイ!
この作品も秀逸! 文豪の校正原稿を針金で立体的に表現している その発想と緻密な作業量、影の美しさに感服
建築大学院生の作品 良かったです!
同じく院生の作品のコンセプト模型 これも良かったです!
以上
16期 更田邦彦