3月19日、平成23年度卒業式に列席してまいりました。
学校に向かう途中、昨年のしめやかな卒業式を思い出していましたが、今年はいつも通りのにぎやかな卒業式でした。
卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます!
そして、日月会正会員になられましたことも喜ばしい限りです。
昨年の卒業生の気持ちも忘れずに、今後幅広くご活躍ください。期待しています。
16期・会長 更田邦彦
3月19日、平成23年度卒業式に列席してまいりました。
学校に向かう途中、昨年のしめやかな卒業式を思い出していましたが、今年はいつも通りのにぎやかな卒業式でした。
卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます!
そして、日月会正会員になられましたことも喜ばしい限りです。
昨年の卒業生の気持ちも忘れずに、今後幅広くご活躍ください。期待しています。
16期・会長 更田邦彦
22期の井手孝太郎さん設計の賃貸集合住宅「BREEZE」を見てまいりました。
日月会会員も多数見学にいらしたそうです。私もいろいろ勉強させていただきました。
16期 更田邦彦
22期の井手孝太郎さん(第5回竹山実賞受賞者)から下記見学会のお知らせが届きました。
この度、世田谷区代沢に集合住宅「BREEZE」が竣工致しました。
お施主様のご厚意により、見学会を行います。
お忙しい事とは存じますが、皆様にご覧頂ければ幸いです。
井手孝太郎 アールテクニック一級建築士事務所
この度、3月8日(木)から31日(土)までバルセロナのカタルーニャ建築家協会(住所 Placa Nova,5, 08002, Barcelona)にて、「RESET_11.03.11#New Paradigms」-東日本大震災から1年- と題した 日本現代建築展覧会を企画・開催いたしますのでお知らせ致します。
東日本大震災から1年、被災地における建築家やデザイナーや大学の研究室など35組による46個の復興計画事例を紹介いたします。
同時に、6名の日本建築家による講演会、3名のバルセロナで活躍する建築家との対談、子供のためのワークショップを予定しております。展覧会詳細につきましてはこちらをご覧ください。
http://anywheredoorarchi.wordpress.com/
皆さまのお越しをお待ちしております。
藤井香
Kaoru Fuji
C/Tapioles, 29, 2-1, 08004, Barcelona, Spain
以上、16期更田が代理アップしました。
武蔵野美術大学主催 造形ファシリテーション展示会・シンポジウム「ワークショップで学校と地域は変わる」は、1月27日から29日までの3日間、新宿サテライトで開催された。
最終日のシンポジウム「ワークショップで学校は変わる」では、中学の美術教諭、文部科学省教科調査官のほか、三澤一実氏、長沢秀之氏、米徳信一氏のムサビの教授陣が登壇した。パネリストのひとり、東大和第二中学の美術教諭である未至磨(みしま)明弘氏から紹介された「ムサビる! あやしいやつらがやってきた!!」は、昨夏、東大和第二中を舞台に行なわれ、建築学科の学生もインスタレーションとワークショップのプログラムで参加していた。
http://tabimusa.exblog.jp/13223291/
シンポジウムの論点は、学校教育における造形ワークショップの実践を取り上げ、造形ワークショップが何をもたらしたのか、その成果と可能性を探るというものだった。来場者を交えたディスカッションでは、共同作業によるグループダイナミクスがあげられる一方、自我を呼び覚ます手法としてもワークショップの有為性が上げられた(「エゴになってこそ他人とコミュニケーションをとりたくなる」という意見はなるほどなと思わせた)。こと学校教育においては、授業や課外活動を通し、生徒や教員、かかわった学生、そして地域の人たちに至るまでその影響は及ぶと報告があった。
一方、学校現場において、造形ワークショップは必ずしも歓迎されていないようだ。授業の一環ともなれば、なおのこと、時間や場所のほか、多忙な教員をとりまく多くの制約の中で実践しなければならず、しかも今までの評価軸にはおさまりきらないワークショップの採点は教員を悩ませる。
このような学校教育の現状を鑑み、美術やデザインの学びの現場に、ワークショップという手法の可能性をどうしたら広められるか、広報を担う米徳氏がその重責を語っていたが、その効果的な方法は模索中のようだ。
美大が学校教育や地域の中で果たす役割は重要さが増していると思う。「ムサビる!」の報告が証明するように、美大が間に立つことで現場の美術教員をサポートし、学生にも社会の中での生きた学びの機会を提供できる。造形ワークショップという学習方法とともに、美大の価値そのものが、キャンパスを越えて広がることを期待したい。[18期 朝比奈]