2012 卒業式

3月19日、平成23年度卒業式に列席してまいりました。
学校に向かう途中、昨年のしめやかな卒業式を思い出していましたが、今年はいつも通りのにぎやかな卒業式でした。

卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます!
そして、日月会正会員になられましたことも喜ばしい限りです。
昨年の卒業生の気持ちも忘れずに、今後幅広くご活躍ください。期待しています。

全体イベント終了後の体育館前 いつもの通りサンバのリズムが鳴り響く中、いろんなダンスチームが卒業生と父兄を迎えます

今年はかご屋も参入

建築学科式場は2号館の教室

卒業証書授与式

大学院の授与式は研究室内で

16期・会長 更田邦彦

 

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「BREEZE」見学しました。

22期の井手孝太郎さん設計の賃貸集合住宅「BREEZE」を見てまいりました。
日月会会員も多数見学にいらしたそうです。私もいろいろ勉強させていただきました。

 

北側の外壁 セットバック部分は駐車場

外壁内側:上部メゾネット住戸へのアプローチ 壁エッヂの切り方が絶妙

東側上部メゾネット住戸前

2階バルコニーの植込み:斜めのスラブにタマリュウが植えられている 風景の切られ方が新鮮

 

浴室のRCの壁:上からの照明により凹凸があるように見えるが触るとほぼフラット 何とも不思議・・

 

16期 更田邦彦

 

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集合住宅「BREEZE」 見学会のお知らせ

22期の井手孝太郎さん(第5回竹山実賞受賞者)から下記見学会のお知らせが届きました。

この度、世田谷区代沢に集合住宅「BREEZE」が竣工致しました。
お施主様のご厚意により、見学会を行います。
お忙しい事とは存じますが、皆様にご覧頂ければ幸いです。
井手孝太郎 アールテクニック一級建築士事務所

日時:2012年3月17日(土)、18日(日) 11:00~16:00
住所:東京都世田谷区代沢3-17-15

以上、16期更田邦彦が代理アップしました。

PS. この「BREEZE」のすぐ近くの会場(更田の事務所:世田谷区代沢4-40-10  サクラroomB)で18日 16:00~「311サポート・フォロ」を開催します。
よろしければ、こちらにも是非ご参加ください。http://311supportforo.seesaa.net/
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バルセロナ建築家協会での震災関連の建築展覧会のお知らせ

去年の竹山実賞受賞者で、30期正会員の藤井香さんから下記のお知らせが届きました。
今月バルセロナに行かれる方は必見です。

この度、3月8日(木)から31日(土)までバルセロナのカタルーニャ建築家協会(住所 Placa Nova,5, 08002, Barcelona)にて、「RESET_11.03.11#New Paradigms」-東日本大震災から1年- と題した 日本現代建築展覧会を企画・開催いたしますのでお知らせ致します。

東日本大震災から1年、被災地における建築家やデザイナーや大学の研究室など35組による46個の復興計画事例を紹介いたします。

同時に、6名の日本建築家による講演会、3名のバルセロナで活躍する建築家との対談、子供のためのワークショップを予定しております。展覧会詳細につきましてはこちらをご覧ください。
http://anywheredoorarchi.wordpress.com/

皆さまのお越しをお待ちしております。
藤井香
Kaoru Fuji
C/Tapioles, 29, 2-1, 08004, Barcelona, Spain

以上、16期更田が代理アップしました。


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ムサビ主催シンポジウム「ワークショップで学校と地域は変わる」報告

武蔵野美術大学主催 造形ファシリテーション展示会・シンポジウム「ワークショップで学校と地域は変わる」は、1月27日から29日までの3日間、新宿サテライトで開催された。

教員、学校で美術教育の活動をするNPO、美術館関係者などが多数参加

今年度にムサビ生が取組んだ造形ワークショップの成果の数々が展示された

最終日のシンポジウム「ワークショップで学校は変わる」では、中学の美術教諭、文部科学省教科調査官のほか、三澤一実氏、長沢秀之氏、米徳信一氏のムサビの教授陣が登壇した。パネリストのひとり、東大和第二中学の美術教諭である未至磨(みしま)明弘氏から紹介された「ムサビる! あやしいやつらがやってきた!!」は、昨夏、東大和第二中を舞台に行なわれ、建築学科の学生もインスタレーションとワークショップのプログラムで参加していた。

http://tabimusa.exblog.jp/13223291/

シンポジウムの論点は、学校教育における造形ワークショップの実践を取り上げ、造形ワークショップが何をもたらしたのか、その成果と可能性を探るというものだった。来場者を交えたディスカッションでは、共同作業によるグループダイナミクスがあげられる一方、自我を呼び覚ます手法としてもワークショップの有為性が上げられた(「エゴになってこそ他人とコミュニケーションをとりたくなる」という意見はなるほどなと思わせた)。こと学校教育においては、授業や課外活動を通し、生徒や教員、かかわった学生、そして地域の人たちに至るまでその影響は及ぶと報告があった。

一方、学校現場において、造形ワークショップは必ずしも歓迎されていないようだ。授業の一環ともなれば、なおのこと、時間や場所のほか、多忙な教員をとりまく多くの制約の中で実践しなければならず、しかも今までの評価軸にはおさまりきらないワークショップの採点は教員を悩ませる。

このような学校教育の現状を鑑み、美術やデザインの学びの現場に、ワークショップという手法の可能性をどうしたら広められるか、広報を担う米徳氏がその重責を語っていたが、その効果的な方法は模索中のようだ。

「旅するムサビプロジェクト ムサビる!」では4年間に全国の小中高校20校を旅した

美大が学校教育や地域の中で果たす役割は重要さが増していると思う。「ムサビる!」の報告が証明するように、美大が間に立つことで現場の美術教員をサポートし、学生にも社会の中での生きた学びの機会を提供できる。造形ワークショップという学習方法とともに、美大の価値そのものが、キャンパスを越えて広がることを期待したい。[18期 朝比奈]

 

 

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