The 80th SUPER HOME COMING DAY

昨日(12/13),校友会主催の「The 80th SUPER HOME COMING DAY」に参加してきた。

1号館下に設置されたメッセージボード

1号館下に設置されたメッセージボード

鷹の台ホールにぞくぞくと集まる

鷹の台ホールにぞくぞくと集まる

300人を超えるOB,OGが鷹の台ホールに集まり,  校友会の中島新会長の司会のもと,大いに盛り上がった。

もう少し経つと会場はぎっしり

もう少し経つと会場はぎっしり

中島会長とツーショット

中島会長とツーショット

私も日月会会長として,高井理事長,甲田学長,丸亀学園長,中島校友会会長などの方々に,フォルマ・フォロ第10号を手渡して,大いに日月会をアピールしてきた。

私はその後 ,久しぶりに集まったラグビー部OBと体育の安部先生(既に退官されている)とともに2次会へ・・
現役のいないクラブのOB会はやはり寂しいが,これまた大いに盛り上がる。
日月会の将来はいかに・・
16期更田邦彦

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ポストカード

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日月会の現執行部の始動は今年の春のこと

最初に集まってやった仕事が、ポストカードへの住所のシール貼り

いまその写真を見ると、意外に楽しそうに作業しているのがわかる! ?

nichigetu003

このポストカードはムサビケンチク卒業生全員に届けられました!

え 届いていない・・・? (それはまずいなぁ)

↓ すぐにここから住所登録 お願いします!

http://www.nichigetsukai.com/regist/regist.html

 

server address . check broken links Cibulka hans 1920

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展示、講演、座談会の情報

メールにて来たご案内も含め3つほど情報を流します。

1. 最初は私事で恐縮ですが、設計、アートディレクションを行った、つくば市の「なないろレディースクリニック」が、茨城県が企画する「いばらきデザインセレクション2009」というもので知事選定を受け先日表彰式に参加してきました。いわゆるグッドデザイン賞の茨城版のようなものです(実際に審査されている筑波大の蓮見氏はグッドデザイン賞の審査委員も務めています)。
茨城県の中の産業、製品、工芸、建築、空間の新しい提案の中から全国にも誇れる茨城の顔になるような物をセレクトしようという主旨のようです。展示が行われている(水戸が終わり、後はつくば市のみですが)のでお近く行く機会ありましたらお立ち寄り下さい。

■いばらきデザインセレクション2009つくば展:イーアスつくば イーアスホール
つくば市研究学園C50街区1 イーアスつくば内
平成21年12月14日(月)~16日(水)
10:00~16:30(14日は13:00から。)
http://www.idesign-c.jp/
賞のPDFはこちらから
http://www.idesign-c.jp/00index_image/ids09-1.pdf

2. ムサビの先輩よりご案内いただきました。世田谷美術館で内井昭蔵展が行われています。13日には以下の講演会も行われます。
他にも関連イベントがあるようです。
http://www.setagayaartmuseum.or.jp/index.html

■会期: 2009年12月12日(土)~2010年2月28日(日)
休館日: 毎週月曜日(1月11日は開館、12日は休館) 年末年始(12月28日−1月4日)
開館時間: 午前10時-午後6時(入場は閉館の30分前まで)
会場: 世田谷美術館 1階企画展示室
観覧料: 一般1,000(800)円、大高生/65歳以上800(640)円、中小生500(400)円 

■内井昭蔵の思想と建築展関連プログラム
講演会「内井昭蔵の特質を語る」

長年にわたり内井昭蔵の仕事を見続けた長谷川堯氏を迎え、その作品を通じてみえてくる、内井昭蔵の建築家としての特質をお話しいただきます。

出演: 長谷川堯(建築評論家・武蔵野美術大学名誉教授)
日時: 2009年12月13日(日)14:00~15:30
申込方法: 当日10:00より整理券を配布。手話通訳付き
会場: 当館講堂
定員: 当日先着150名
参加費: 無料

3. フォルマフォロセミナー第一回で講演いただいた坂本一成氏のイベントがあります。そのセミナーに足を運んでいただき編集された本の紹介、販売された編集者の長島さんよりご案内いただきました。以下の内容です。

■公開座談会「個人と世界をつなぐ建築」(来春刊行『建築と日常』No.1掲載予定)
出演:伊東豊雄×坂本一成×中山英之×長谷川豪 司会:長島明夫
日時:2010年1月18日(月)19:00〜21:00
会場:青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山
定員:120名
入場料:800円

※詳細・受付は下記の青山ブックセンターのサイトにて
http://www.aoyamabc.co.jp/10/10_201001/2010118.html

建築を、個人と世界のあいだ、あるいは主観と客観のあいだにあるものとして捉え、70年代以降の議論を参照しながら、建築の観念性、公共性、時間性などについてお話しいただく予定です(長島氏のメール案内より抜粋)。

黒田潤三

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展覧会案内

OB笹口数さんの出品している展覧会の案内が来ました。

トレジャー・シティ展

会場:新宿歌舞伎町のシネシティ広場 輸送用コンテナ
会期:2009年12月2日(水)〜12月15日(火)
時間:10:00〜18:00 (最終日は15:00まで)

レセプション:12/6(日) 18:00〜20:00
会場:新宿歌舞伎町 風林会館5F ニューキャサリン

アーティストトーク:12/6(日) 16:00〜18:00
都市を読み取るアートの力 – 新宿を舞台として –
関口敦仁、笹口数、末野宏行、笠尾敦司、前田真二郎 、野口靖(司会/トレジャー・シティ展ディレクター)
会場:新宿歌舞伎町 風林会館5F ニューキャサリン

主催:トレジャー・シティ展運営委員会
協力(50音順):歌舞伎町振興組合、歌舞伎町タウン・マネージメント、情報科学芸術大学院大学(IAMAS)、新宿区角筈特別出張所、新宿西口商店街振興組合、新宿歴史博物館、西新宿をよくする会、丸紅情報システムズ株式会社、武蔵野美術大学

15:iwashita
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「世界美術大学学長サミット」に参加して

ムサビ創立80周年記念イベントの一つとして開催された「世界美術大学学長サミット」に参加してきた。(開催日:2009.10.31 私は日月会会長ということで招待された)

最初に,シカゴ美術館附属美術大学総長トニー・ジョーンズ氏による基調講演があり,次に以下のパネリストたち(敬称略)によるディスカッション(実際は順番にしゃべっただけ)が行われた。

1. シカゴ美術館附属美術大学総長:トニー・ジョーンズ 2.中国美術学院副院長:宋建明 3.弘益大学校美術大学学長:崔棟勳(棟は入力できない漢字) 4.ヘルシンキ美術デザイン大学学長:ヘレナ・ヒュバネン 5.ロンドン芸術大学副総長:ウィル・ブリッジ 6.東京藝術大学副学長:北郷悟 7.多摩美術大学学長:清田義英 8.女子美術大学芸術学部長:小倉文子 9.東京造形大学学長:諏訪敦彦 10.日本大学芸術学部長:野田慶人 11.武蔵野美術大学学長:甲田洋二

トニー・ジョーンズ氏の基調講演では,世界で起きている美術教育の危機と美術におけるデジタル化の功罪,クラフト分野の将来性とその期待など,大変面白く興味深い話題が次々と繰り広げられた。私にはまったく長い講演には思われなかったが,その後甲田学長がジョーンズ氏に公演時間が長かったこと(予定よりも長かったらしい)ばかりをちゃかし続けていたことにずっと違和感を感じていた。

次のパネルディスカッションでの内容をかなり乱暴に要約すると,世界同時不況による経済的打撃によって美術教育への予算配分や投資が中国を除く各国でますます削減されており,美術教育が単に表現のテクニックやその評価をすることだけではなく,「創造すること」や「表現を通してコミュニケーションを図る」といった人間の発育上極めて重要な部分を担う分野であるにもかかわらず社会的軽視に抗することができないでいるので、その現状を打開すべくここに集まった各大学が連携して美術教育の重要性を広く世界に発信していかなければならない・・といったことだったように思う。

その中で特に印象に残ったのは,多摩美の学長である清田氏(美術ではなく史学が専門)が,「私は,美術界の外野にいた立場で申し上げるが,日本の美術界は狭い!」と,机をバーンと叩く感じで言い放った言葉だった。それを聞いた私も「確かに,美術界は閉じてるよなー」と認めざるを得ないでいる。そして、その後の記念式典ではそういったこと(日本の美術界は狭い!ではなく)が共同声明として宣言された。(朝日新聞紙上に掲載されるとのこと)

ここまでのことが予定調和的に行われたことに,主催者であるムサビ大学関係者にとっては一定の達成感があったのかもしれない。関係者の皆さんには大変なご苦労があったことはよく分かる。しかし,聞いていた私にはどうしても次の疑問が浮かんでくる。

国内外の美術大学と連携をとって発言力を増すのはよいが,ムサビ内部の連携はとれているのか・・ムサビは少なくともその内部で開いているのかと・・

新しくできた2号館を見学させてもらって以来私は,ムサビ内部がもっとオープンに連携することで、例えば建築学科の学生もムサビが誇る他学科の工房を使えるようにならないものかと思うようになった。一部の先生方にそのことを申し上げる機会もあったが,その可能性は低いとしてすぐ話は終わってしまう。

ムサビでの教育に関わったこともない私には大学または各学科の教育システム等知る由もないので、この思いつきは単なる思いつきであるとして批判されるのかもしれない。しかし、そこにムサビケンチク独自の未来像を垣間見ることはできないだろうか・・

今回の創立80周年記念パネルディスカッションで宣言された内容が、絵空事ではない実感の持てる内容に進化していくためにも,学科同士の連携が図れるようまずはムサビ自身の内部改革に目を向けてほしいと思うのである。 
16期更田邦彦・・・長文でスンマセン

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