本学建築学科のOB・OG会である「日月会」では、学部生の課題作品を対象に、卒業生としての視点から、その優秀作品に「日月会建築賞」を授与してきました。
平成11年度(1999-2000年)に始まり、今年で25回目となります。
 
本賞の趣旨は、日頃から建築の学びを通して、積極的にその設計や表現に何らかのチャレンジをしている学生に対して、かつて諸君と同じように本学で学んできた先輩から、是非とも応援のエールを送りたいという気持ちがその出発点となっており、学生自ら主催した「建築祭」を支援 する目的で開設されました。
 
本賞には太陽賞・満月賞・三日月賞・新月賞という4つの賞があり「前年度の長尾重武賞」を受賞された方を審査員長に招き、そこに、各世代を代表して実社会で活躍されている審査員の方々、 加えて、OB・OGの方々による、投票・審査を経て厳正に選出されます。よって本賞には、本学建築学科で学んできた卒業生特有の、個性豊な「ムサビズム」が根底に流れているということを各自理解した上で、諸君の本賞への自由かつ積極的な応募を求めます。

● 審査会日時
2024年2月4日(日) 13:00-20:00

● 審査会会場
Zoom オンライン開催

● 対象
・応募対象：2023年度建築学科 1年〜3年生
・課題対象：2023年度課題から、学生の自薦にて応募された作品

● 賞
「太陽賞」、「満月賞」、「三日月賞」（審査委員による選定）
「新月賞」（審査員以外の OBによる選定）
「七夕賞」（前年度受賞者による選定）

● 審査委員
 
– 審査委員長 –
 
・田中 匡美 (36期)
第8回「長尾重武賞」受賞
2003年 武蔵野美術大学建築学科 卒業
保坂陽一郎建築研究所、佐藤尚⼰建築研究所を経て
2010年一級建築⼠事務所サンゴデザイン 共同設立
東京日建工科専⾨学校 非常勤講師
 
 
– 審査委員 –
 
・鈴⽊ 竜太 (36期)
第8回「⻑尾重武賞」受賞
2003年 武蔵野美術⼤学建築学科 卒業
2005年 UCL バートレット校MArch 修了
EDH 遠藤設計室を経て、
2010年一級建築士事務所サンゴデザイン 共同設⽴
東京日建工科専門学校、武蔵野美術大学 非常勤講師
 
・小林 康夫 (11期)
1977年 武蔵野美術⼤学建築学科 卒業
竹中⼯務店大阪本店設計部を経て、設計事務所主宰
ヘリテージ・M、JIPAK 協会理事、y’sデザイン建築設計室顧問
スケッチを⼤切にする作品創りで活動中
 
・浅利 幸男 (27期)
1994年 武蔵野美術大学建築学科 卒業
ラブアーキテクチャー一級建築士事務所 主宰
主な受賞歴として
⽇本建築家協会100選 (2022,2020,2018~2016 他)
日本建築学会100選 (2013)
グッドデザイン賞 (2023,2022,2017)
 
・萩原 秀規 (40期)
2007年 武蔵野美術⼤学建築学科 卒業
2009年 武蔵野美術大学 大学院 造形研究科 修了
ワークステーション⼀級建築士事務所を経て、
2018年 ハギアーキ一級建築士事務所 主宰
読売理工専門学校 非常勤講師
 
 
● タイムテーブル
　12:30 – 13:00　当日事前説明（審査方法や注意点など）
　13:00 – 13:10　日月会建築賞開会の挨拶
　13:10 – 16:30　学生プレゼンテーション&質疑応答
　16:30 – 17:00　第一次投票&集計（最終確認タイム。見逃した作品や再度見たい作品の見直し時間）
　17:00 – 19:20　第一次選考通過作品発表 → 公開審査&第二次投票
　19:30 – 20:00　表彰式
　※進行の状況で終了時間が少し延びる可能性があります。ご了承ください。

● エントリー
・応募対象：2023年度建築学科 1年〜3年生
・応募締切：1月29日（月）18:00迄
・応募方法：エントリーはこちらから！

 

● 説明会
・日時：2024年1月19日（金）17:00〜
・会場：Zoom オンライン開催
・URL：https://us06web.zoom.us/j/87339129019?pwd=XGQa5g6NLuSKyO7dSSa6cJPvBLIIGL.1
※エントリーした学生は、必ず説明会に参加してください。