岡江氏の作品を見てきました

第6回竹山実賞を受賞された岡江正さんの作品
「安曇野穂高交流学習センタ-」
を、岡江さんの案内のもと見て参りました。

図書館部分の夕景

細かいところまでご説明いただきました

岡江さんは私の同級生ということもあり、10年ほど前にも穂高に新築されたご自宅など拝見いたしましたが、「安曇野」という自然環境の中で、省エネで健康的であること、そして、建築によって作られてしまう景観ということを特に意識して設計されており、建築士会などで、地元の景観保全に関わる活動を続けておられます。
今回の「交流学習センター」も、地町村合併により様々な障害があった中で、地元に対する彼の信念を貫いて、プロポーザルコンペを勝ち抜いたものだったとのことです。
竹山先生も、彼のそういった信念の昇華を評価されておられましたが、私も実際に拝見し、またいろいろとお話を聞く中で、地元での活動が結実した作品であったように思ったしだいです。

照明計画も工夫しています

それから、以前、岡江さんにアアルトのスライドレクチャーをしていただいたのですが、彼のアアルトに対するオマージュといったことも感じましたね、やはり・・
16期 更田邦彦

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