第12回日月会賞開催報告

「第12回日月会建築賞」が去る7月10日(土)に開催されました。
前回11回までは毎年12月に開催されてきましたが、今年から7月開催となり、これまでの日月会賞の季節感と雰囲気が大きく変わりました。
応募作品は、前期の課題ということもあり、一抹の不安はあったものの、学生諸君の情熱はしっかり「ムサビズム」を引き継いでおり、見応えのある作品ばかりでした。

学生ーOB 1対1の質疑応答。真剣です。

今年は、宮下先生・高橋先生・菊池先生の各スタジオから全20作品(3年前期の課題作品)がエントリーされ,今年竹山賞を受賞された、竹中健次さん(12期)・岡江正さん(16期)のお二人を審査員長に迎え、橘伸興さん(2期)、寺田晶彦さん(16期)、田村恭意さん(29期)、船曳桜子さん(32期)、東條巌さん(42期)の5名の審査員とご参加いただいた会員10名のもと、3時間半に渡る熱い議論が展開されていきました。

宮下スタジオの展示風景

菊池スタジオの展示風景

高橋スタジオの展示風景

竹中さん、尾林案を審査中

岡江さん、山本案を審査中

 

 

橘さん、稲山案を審査中

寺田さん、北嶋案を審査中

田村さん、国安+久保案を審査中

船曳さん、紅一点女性審査員(右2番目)

東條さんと酒向さん、生木案を審査中

審査協議も白熱

作品審査が終わり、いよいよ審査協議へ・・・
そこでまた議論が白熱!
2案にしぼられた太陽賞の選考で、審査員の意見がほぼ半々に割れたのでした。

再度の議論の末、最後は審査員の多数決で決することとなり、今回の太陽賞は・・
「河野明慧案」に決定!

以下、受賞者は下記の通り。

太陽賞 :河野明慧/高橋スタジオ
満月賞 :秋田真穂/ 高橋スタジオ
三日月賞 :安藤静香/菊池スタジオ
新月賞 :山本宗典/ 高橋スタジオ

なお、受賞作品と審査員長の審査評は、後日日月会のホームページ内「日月会賞アーカイブス」にてアップいたしますのでご期待ください。

今回もまた、応募してくれた学生諸君,それに審査員の皆さんと参加いただいた会員の皆さん,本当にお疲れさま。

そして、源先生はじめ関わっていただいた先生方、助手と教務補助の皆さんのご協力に感謝申し上げます。
学生とOBのつなぎ役をしていただいた岩下さん,今年もありがとうございました。

お陰さまで、今回もまた、OB・学生共々いい時間を過ごすことができました。
いかに、面白く充実した機会であったかは、その後の懇親会での盛り上がりが証明していたように思います。

今後も、この「日月会賞」が学生・OBともに実り多い機会となりますよう、継続・進化させていきたいと思っています。
皆さまの益々のご協力をお願いします。

ということで、今回ご参加いただいた会員の皆さん、 次回は、もっと多くの皆さんに参加いただくよう、他の会員をお誘いください。

とりあえず、この記事へのコメントを!

会長 16期 更田邦彦

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