例の会 2011

8月6日(土)に、「例の会」(坂本一成先生のゼミ・研究室同窓会/ムサビ・東工大合同)が、坂本先生が設計されたTTF(東工大蔵前会館)にて開催されました。

今年の3月に予定されていた、先生の著書「建築に内在する言葉」の出版記念パーティーが震災により中止となったこともあり、今年の「例の会」はムサビの卒業生も久々にたくさん集まりました。

会場風景 映っているのは先生を囲む14期の方々

会場風景 今年はムサビOBOGだけで20名以上が参加。

今年も例年通り、アカデミックな企画が次々と続く中で、大変楽しく勉強になる一時でした。
アカデミックな企画
1)坂本先生による近作などのスライドレクチャー
2) 「建築に内在する言葉」をめぐるパネルディスカッション
パネラー:鈴木明・加茂紀和子・小川次郎
3)坂本先生の展覧会ワールドツアーの歴史
プレゼンター:遠藤信行

そして、会場の一つのテーブルにはこんなものが・・・

先生へ花束贈呈 テーブルの上には何やら立体が・・

ミュンヘンプロジェクトのケーキでした

この立体は、一つ一つがミュンヘンプロジェクト(オリンピック選手村→その後集合住宅)の模型のケーキ。
下に配置図が敷かれています。 ・・幹事の皆さんのアイディアに脱帽
しかし、2018年の冬のオリンピックがミュンヘンではなく、ピョンチャン(韓国)に決まり、このプロジェクトはまたも幻に・・ ・
そんな残念な気持ちをよくぞ形にしてくれました。

以上、ご報告まで。
16期 更田邦彦

他のゼミ同窓会などの報告も楽しみにお待ちしています。

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第13回日月会賞〜続編

先週7/16(土)に、暑い中我らがムサビにて第13回日月会賞審査会が開催されました。速報に続いて続編です。

今年の応募作品は20作品でした。
3年生の前期は、菊池スタジオ、長尾スタジオ、高橋スタジオ、宮下スタジオの4スタジオです。バリエーション豊かな課題からどんな作品が出てくるか楽しみでした。
まずは宮下スタジオから。「竹のプロジェクト」という課題です。

「たけシェルター」というグループで製作した作品。こちらは模型展示ですが、10号館前に原寸のモックが展示されています。
真剣に話を聞く審査委員長の藤井さん(背中ですみません)
この作品は惜しくも賞は逃しましたが、震災後という時代もあり好評価でした。

長尾スタジオは「神楽坂プロジェクト〜都市の歴史的把握と未来へ向けて」です。


満月賞受賞した小田くんと審査員の棚橋さん。


小田案の模型。

高橋スタジオの課題は「環境単位/場の質を建築で記述する」です。
「海」(葉山)と「山」(奥多摩)の2種類の敷地のうちどちらか選んで設計します。敷地周辺模型は「海」「山」それぞれ共同製作されていて、各自の作品をはめ込んで見られる様になっています。


巨大な「山」模型を前に議論する審査員の林さんと北川さん。


こちらは「海」の模型をアイレベルで覗く藤井さん。

菊池スタジオは「ふたりのアーティストの家」「カフェとショップを併設したアートギャラリー」の2課題からエントリーがありました。
「カフェ」課題は高橋スタジオ同様に周辺敷地模型が共用で中央に置かれています。高低差のある特徴的な敷地なので、はめてみないとどうもわからない、、といったところで順番待ちも。


菊池スタジオ展示風景です。


審査員3人を相手に熱弁をふるう太陽賞受賞の高橋くん。

さてインタビューの3時間半はあっというまに過ぎてしまい、審査の時間です。
まだまだ話の終わらない審査員の方々に声をかけつつ会議室へ。
審査は面白いほど票が割れました。


悩む審査員の方々。

最後は高橋案と小田案のどちらか、ということで挙手にて1票差で決定いたしました。
暑い中本当にお疲れさまでした。

今年の審査員の皆さんです。右から、
審査委員長の増田さん、藤井さん。
審査員の山本さん、棚橋さん、林さん、笹口さん、北川さん。

受賞者のみなさん。
おめでとう!そしておつかれさまです。
満月賞の小田くんは名前を呼ばれた時に不在で、遅れて到着。笑いもとってくれました。

13回目の日月会賞ですが、応募してくれた学生の皆さん、審査員の皆さん、そして多大な協力をいただいた研究室の長嶋さん、学生への声掛けをしてくださった源先生、他多くの皆様のご協力でここまで来る事ができました。
本当にありがとうございました。
久しぶりのムサビの空気、迫力ある模型の展示、原寸でアピールする力強い作品に出会えて、元気をいただいた一日となりました。
来年もまた更なる盛り上がりとなるよう、皆さんのご協力をお願いしたいと思います。

各作品についても審査評など、詳細情報はアーカイブに8月目標でアップ予定です。
楽しみにしてお待ち下さい。

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第13回日月会賞速報

7/16(土)我らがムサビにて第13回日月会賞審査会が行われました。

暑い中7名もの審査員の皆さんほか沢山の学生も参加して、盛況となりました。

私も初めての参加でしたが、作者の学生と1対1でインタビューしながら作品を見る形式はとても良かったです。パネルや模型ではわからない良さを話してみて理解できたりします。反面彼らも、そういうエッセンスを紙上に表現していく必要性と方法を学んだのではないでしょうか。審査も票が分散し、議論は白熱しました。熱い一日となりました。

最後の懇親会に参加できなかったのが私の唯一の心残りです。来年こそ!

審査評や作品概要等は編集中ですが、速報です。

太陽賞 「屋根のある谷」高橋義明(菊池st)

満月賞 「ROJI HOUSE」小田権史(長尾st)

三日月賞 「木、ミル。」小名智子(高橋st)

新月賞 「地形に住まう」 野田樹里(高橋st)

アップをお楽しみに。

 

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「311学生サポート基金」ご協力のお願い

日月会では3/11の東日本大震災後から、被災地での学生の活動を支援しようと募金活動を行っております。

今夏、学生32名が被災地で4週間のボランティア活動に参加することになりました。
現地ではRQ(市民災害救援センター)http://www.rq-center.net/に所属して活動を行う予定ですが、現地までのレンタカー+ガソリン代、備品代等を
「311学生サポート基金」より支出して応援したいと思います。
これまでの皆様のご協力でで80574円が集まりましたが、今回の活動費にはまだ不足している状態です。

つきましては、直前ではございますが7月16日(土)に開催される第13回日月会賞審査会において引き続き募金活動を行いたいと思います。
被災地へ赴く学生の志に共感される方、是非募金にて彼らを応援くださいますようお願いいたします。

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サポート

先日の311サポート・フォロにお邪魔して、必要を感じたのでアップします。

アマゾンほしいものリストを利用した直接支援ふんばろう東日本支援プロジェクト
各被災地のリストです。

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