第17回日月会賞審査会 報告

第16回日月会賞開催

7月11日土曜日に13:00より20:00まで、第17回日月会賞審査会が開催されました。

エントリー作品数は毎年増加しており、昨年の35作を上回り、史上最多の38作品でした。参加して下さった3年生の皆さん、長時間にわたり真剣に審査くださった審査委員の皆様、本当にありがとうございました。

3年生前期の課題は、源/祐乗坊/西尾先生・河野/原田先生・高橋/増田先生・鈴木/常山先生の4スタジオです。高橋スタジオの連続課題「都市の環境単位」や、1分の1断面を提出物とした鈴木スタジオまで様々な課題が揃いました。
本年の審査員は、5名年代もお仕事も様々な卒業生に集まって頂けました。
審査委員長:内海 聡(34期)内海聡建築設計事務所主催
審査委員 :藤原成暁(11期)ものつくり大学教授
      笹口 数(20期)美術作家
      新庄哲平(39期)家具デザイナー
      西村 萌(40期)KAJIMA DESIGN 勤務
審査員は、4時間にわたる審査開始です。学生は短い時間でプレゼンテーションします。
審査員以外で来校して頂いた先輩方へのめくるめくプレゼ、プレゼ1000本ノックです。

真剣に学生のプレゼを聞く先輩たち

真剣に学生のプレゼを聞く先輩たち


小倉先生も学生のプレゼに熱心に耳を傾けています

小倉先生も学生のプレゼに熱心に耳を傾けています


今年は、造形的な完成度の高い作品も沢山あり、見応えあり過ぎです。

しかし、今年は造詣的な作品に票は集まらなかった

しかし、今年は造詣的な作品に票は集まらなかった


審査員も疲れ、学生はプレゼなれして来た頃です。
学生のプレゼに対し質問攻めにする先輩たち

学生のプレゼに対し質問攻めにする先輩たち

いよいよ、審査。
1次投票で11作品が選ばれました。
約1時間30分の議論とPRで、受賞者を決めなくてはなりません。
審査員からは、選定理由や、いまいちな点について意見が出され、弁明する学生も。
短い公開審査時間の中、到底議論は尽くせずフラストレーションの中、最終投票に。

最終審査風景

最終審査風景

太陽賞:羽根田雄仁 「反転のうずまき」

反転のうずまき

反転のうずまき


敷地で体験した林の内部性に着目、林から顔を出す天窓と縦うずまき断面の可能性により太陽賞を獲得しました。

満月賞:平川凌成 「トレンチのフォリー」

トレンチのフォリー

トレンチのフォリー


単純なコンセプトながら、泣かせるストーリーが、満月賞に輝きました。

三日月賞:山田陽平 「KIchijyouji Contenporary Museum」

KIchijyouji Contenporary Museum

KIchijyouji Contenporary Museum


展示スペースのあり方を、凡庸になりがちな球体で突破しようという山田君は、三日月賞。

審査員以外の当日参加の全卒業生の投票で決まる新月賞:荒木愛香 「鎌倉子ども館」

新月賞:大作!!鎌倉こども館

鎌倉こども館


大作です。

七夕賞:寺田篤実「ヒマラヤ」
昨年の日月会賞受賞者による賞です。

表彰式では、もう一つの日月会賞として、2年生対象の金土会賞の受賞式も行われました。

受賞されたみなさん、おめでとうございます。

執行部と研究室の日月会賞スタッフの皆さんお疲れさまでした。暑い中かけつけてくださったOBの皆様、多くの皆様のお力で今年も無事に開催できましたことを心から感謝いたします。

50人近い大宴会

50人近い大宴会

年年参加者も増える2次会、教授/卒業生/院生/4年/3年/2年入り乱れての祝賀会、反省会。
あっという間に終電となりました。

日月会会長 さこうのぼる(21期)

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